この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第3章 仲良くなりました。
「ふぅ…矢野くんが協力してくれたから、早く終わりました」

「…べ、別に大したことはしてねーし」



ビラを配り始めてから一時間半。

汗だくになりながらも、らくらくマート近隣の民家をまわりポストにビラを入れた。


特にマンションのポストは厄介だったけど、矢野くんが素早く動いてくれたので案外時間がかからなかった。



「じゃあ、今日はもうあがりましょう。お疲れ様でした」

「お、おう…」

「あ…やばっ」

「は?何して「黙っててください!」

「………」



私はおろおろする矢野くんの背後にさっと隠れた。

矢野くんが背が高いおかげで、少しばかり…本当に少しばかり背の低い私は矢野くんの背後にすっぽり身を隠せた。


うう…はよ、どっかいけ!!


私たちの方に向かって歩いてくるバカップル。

…中学の時の私の同級生だ。


わたしは何故か昔から、外で知り合いを見かけると条件反射のように身を隠してしまう癖がある。

ていうか、それ以前にあのバカップル…

特に女の方は本当に嫌いなので、極力関わりたくない!!


ふう…やっとどっか行ってくれた。

あれ?なんで矢野くん、ぎょっとした顔でこっち見下ろしてんの?
/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ