この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第3章 仲良くなりました。
「何のジュース?」

「糖分とカロリーゼロの炭酸飲料です」



私たちはそれぞれジュースを注ぐと席に戻った。

お昼時のせいか、客が少し増えてきたようだ。



「…色からしてコーラだよな?」

「ご想像にお任せします…矢野くんは、えーとなんですかその自然界の掟に逆らったような色の飲み物は?」

「ああこれ。色々混ぜた」

「見ればわかります」

「そんなら聞くなよ」



気のせいかな。

矢野くんの表情が大分柔らかくなった気がする。



「お待たせいたしました。チーズハンバーグ定食と広島風お好み焼きです」



プレートに乗せられ注文した品が届く。

肉汁の音と、鰹節の匂いが食欲をさそう。



「ご注文の品は以上でお揃いですか?」

「はい」

「ごゆっくりどうぞ」



感じが良いな、あのおばちゃんウエイトレス。



「いただきます」

「…いただきます」



おお…なかなか美味しい!

うん、アレだね。

やっぱ広島風はキャベツがたっぷり食べられて、食物繊維が取れるからいいよね。



「檸檬はさ…」

「…なんですか?」

「てか俺の方が年下だし。敬語やめれば?」

「気が向けば」



この話し方に慣れてしまってるからな、私。
/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ