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LEMON DEPENDENCE
第3章 仲良くなりました。
「何のジュース?」
「糖分とカロリーゼロの炭酸飲料です」
私たちはそれぞれジュースを注ぐと席に戻った。
お昼時のせいか、客が少し増えてきたようだ。
「…色からしてコーラだよな?」
「ご想像にお任せします…矢野くんは、えーとなんですかその自然界の掟に逆らったような色の飲み物は?」
「ああこれ。色々混ぜた」
「見ればわかります」
「そんなら聞くなよ」
気のせいかな。
矢野くんの表情が大分柔らかくなった気がする。
「お待たせいたしました。チーズハンバーグ定食と広島風お好み焼きです」
プレートに乗せられ注文した品が届く。
肉汁の音と、鰹節の匂いが食欲をさそう。
「ご注文の品は以上でお揃いですか?」
「はい」
「ごゆっくりどうぞ」
感じが良いな、あのおばちゃんウエイトレス。
「いただきます」
「…いただきます」
おお…なかなか美味しい!
うん、アレだね。
やっぱ広島風はキャベツがたっぷり食べられて、食物繊維が取れるからいいよね。
「檸檬はさ…」
「…なんですか?」
「てか俺の方が年下だし。敬語やめれば?」
「気が向けば」
この話し方に慣れてしまってるからな、私。
「糖分とカロリーゼロの炭酸飲料です」
私たちはそれぞれジュースを注ぐと席に戻った。
お昼時のせいか、客が少し増えてきたようだ。
「…色からしてコーラだよな?」
「ご想像にお任せします…矢野くんは、えーとなんですかその自然界の掟に逆らったような色の飲み物は?」
「ああこれ。色々混ぜた」
「見ればわかります」
「そんなら聞くなよ」
気のせいかな。
矢野くんの表情が大分柔らかくなった気がする。
「お待たせいたしました。チーズハンバーグ定食と広島風お好み焼きです」
プレートに乗せられ注文した品が届く。
肉汁の音と、鰹節の匂いが食欲をさそう。
「ご注文の品は以上でお揃いですか?」
「はい」
「ごゆっくりどうぞ」
感じが良いな、あのおばちゃんウエイトレス。
「いただきます」
「…いただきます」
おお…なかなか美味しい!
うん、アレだね。
やっぱ広島風はキャベツがたっぷり食べられて、食物繊維が取れるからいいよね。
「檸檬はさ…」
「…なんですか?」
「てか俺の方が年下だし。敬語やめれば?」
「気が向けば」
この話し方に慣れてしまってるからな、私。