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LEMON DEPENDENCE
第3章 仲良くなりました。
「お?檸檬じゃん。バイトは?…は?お、男連れ!?」
「……この邪悪な声は!」
先ほどのおばちゃんウエイトレスに導かれ、隣の仕切りの4人掛け席に男が二人やって来た。
どちらも二十代前半…片方は嫌というほどの知り合いで、
「檸檬、知り合いか?」
「…従兄の玲助です」
眉間に皺を寄せる矢野くんに、不本意だが私のキモオタ従兄を紹介しておく。
なんで玲助がこんなところに…
そうか、玲助は自由人だった。
まさに神出鬼没!
どこにいても現れるくらいに思ってた方がいいのかも。
「はあ?檸檬、彼氏がいるとか聞いてないぜ!」
「彼氏じゃない。バイトの後輩」
「ふー…びびった。まあ、檸檬ごときにこんなイケイケ男子が捕まえられるわけねーよな」
本当に腹の立つことしかいわねーな、このキモオタは。
てか捕まえるってなに?
ハンターか?
え?狩人と書いてハンターなのか、私は?
「…そういう玲助こそ、いつもは女の子連れなのに今日は違うんだね」
「ああ、こいつ?こいつは俺の後輩で…」
玲助の陰に隠れてよく見えなかったもう一人の男が、玲助に呼ばれて姿を現した。
容姿端麗…普通にモデルとかやってそう。
「……この邪悪な声は!」
先ほどのおばちゃんウエイトレスに導かれ、隣の仕切りの4人掛け席に男が二人やって来た。
どちらも二十代前半…片方は嫌というほどの知り合いで、
「檸檬、知り合いか?」
「…従兄の玲助です」
眉間に皺を寄せる矢野くんに、不本意だが私のキモオタ従兄を紹介しておく。
なんで玲助がこんなところに…
そうか、玲助は自由人だった。
まさに神出鬼没!
どこにいても現れるくらいに思ってた方がいいのかも。
「はあ?檸檬、彼氏がいるとか聞いてないぜ!」
「彼氏じゃない。バイトの後輩」
「ふー…びびった。まあ、檸檬ごときにこんなイケイケ男子が捕まえられるわけねーよな」
本当に腹の立つことしかいわねーな、このキモオタは。
てか捕まえるってなに?
ハンターか?
え?狩人と書いてハンターなのか、私は?
「…そういう玲助こそ、いつもは女の子連れなのに今日は違うんだね」
「ああ、こいつ?こいつは俺の後輩で…」
玲助の陰に隠れてよく見えなかったもう一人の男が、玲助に呼ばれて姿を現した。
容姿端麗…普通にモデルとかやってそう。