この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第6章 矢野くんの主張!
「まあ狭いけど、適当にくつろげよ」
「いえ、全然狭くないです」
てか、喧嘩売ってんのか?
めちゃくちゃ広いじゃないか!!
少なくとも玄関は私の部屋より広かったからね。
どう考えても、未成年がほいほいと住めるような物件ではない。
矢野くんっていったい何者?
矢野くんが飲み物を用意してくれてる間に、私はリビングを見渡した。
少し散らかってはいるものの、一人暮らしの男部屋の印象を裏切る程度には整理整頓されていた。
感心、感心!
…机の上に視線を落とすと、学校の教科書のようなものが二、三冊広げられていた。
内容をパッと見ただけだから断定はできないが、経済学のテキストだと思う。
「待たせた。はい」
「ありがとうございます」
私は矢野くんから珈琲を受け取った。
引き立てのようないい香りがする。
「いえ、全然狭くないです」
てか、喧嘩売ってんのか?
めちゃくちゃ広いじゃないか!!
少なくとも玄関は私の部屋より広かったからね。
どう考えても、未成年がほいほいと住めるような物件ではない。
矢野くんっていったい何者?
矢野くんが飲み物を用意してくれてる間に、私はリビングを見渡した。
少し散らかってはいるものの、一人暮らしの男部屋の印象を裏切る程度には整理整頓されていた。
感心、感心!
…机の上に視線を落とすと、学校の教科書のようなものが二、三冊広げられていた。
内容をパッと見ただけだから断定はできないが、経済学のテキストだと思う。
「待たせた。はい」
「ありがとうございます」
私は矢野くんから珈琲を受け取った。
引き立てのようないい香りがする。