この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第6章 矢野くんの主張!
「や、矢野くん?」

「ごめん檸檬…俺、限界」

「は?…ちょっ!?」



これだから思春期は…じゃない!

待て…待て待て待て―――!!


これはダメだろ?

これはマズいだろ?


私、未成年に手を出したとかで捕まるぞ!?



「矢野くん…一応確認しますが、何をするおつもりですか?」

「…俺の口から言わせたいの?」



よりによって玲助と同じ様な台詞を!

抱き着いてきて至近距離にある…

矢野くんの精悍な顔を正面から見据えて私は確認をとった。


…確認を取るまでもなく、矢野くんは私の唇を奪う。


チビで非力な私には到底拒絶することの出来ない力で私を抱きしめたまま、矢野くんは舌を入れてきた。

今までに体験したことのない未知なる感覚に、私はただ翻弄される。

全力で拒否しなきゃいけないのに…

こんなことダメなのに…


心のどこかで、気持ちよく感じている自分がいた。

そんな自分が恥ずかしくて、情けなくて…

私は…息苦しさを覚えた頃、矢野くんの背中をポンポンと拳で叩くのが精一杯だった。



「…く、苦しいです」

「悪い…つい」



私の目に涙が浮かんでいるのを見て、矢野くんは反省したようだった。

うん…反省してもらわないと困るからね、本当に。



「どうして…こんな事をするんですか?」

「どうしてって…」

「欲求不満なんですか?」

「え…」

「…思春期だから仕方ないと思いますけど、誰かれ構わずこんなことをしてはいつかパクられますよ」



そうだ…

なんだか矢野くんの将来が不安になってきた。
/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ