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LEMON DEPENDENCE
第6章 矢野くんの主張!
「誰かれ構わずに?」
「だってそうでしょう?好きでもない相手に…き、キスしたんですから」
「檸檬…違う」
「何が違うんですか?」
「俺は…俺は、檸檬の事!」
ピーンポーン…
ピーンポーン……
矢野くんが何か切羽詰まって大事なことを話そうとした時、来客のチャイムがなった。
「くっそ!誰だ、こんな大事な時に!!」
「ちゃおー陽生、愛しのお兄様だぞ」
「……ぶっ殺す」
「穏やかじゃないな…あれ?檸檬ちゃん遊びに来てたの?」
「こんばんは流星くん。お邪魔してます」
矢野くんが玄関を開けると、お兄さんの流星くんがにこにこ笑って立っていた。
矢野くんのこめかみに青筋が浮かぶ。
…これは余談だが、流星くんは矢野くんの部屋の合鍵を持っているので、フロントのオートロックはパス出来たらしい。
「だってそうでしょう?好きでもない相手に…き、キスしたんですから」
「檸檬…違う」
「何が違うんですか?」
「俺は…俺は、檸檬の事!」
ピーンポーン…
ピーンポーン……
矢野くんが何か切羽詰まって大事なことを話そうとした時、来客のチャイムがなった。
「くっそ!誰だ、こんな大事な時に!!」
「ちゃおー陽生、愛しのお兄様だぞ」
「……ぶっ殺す」
「穏やかじゃないな…あれ?檸檬ちゃん遊びに来てたの?」
「こんばんは流星くん。お邪魔してます」
矢野くんが玄関を開けると、お兄さんの流星くんがにこにこ笑って立っていた。
矢野くんのこめかみに青筋が浮かぶ。
…これは余談だが、流星くんは矢野くんの部屋の合鍵を持っているので、フロントのオートロックはパス出来たらしい。