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LEMON DEPENDENCE
第6章 矢野くんの主張!
「ひょっとしてお楽しみ中だった?」
「違うのでご安心ください」
流星くんの質問に私は即答した。
深入りされたら困る。
「なーんだ、つまんない」
「とか言って、全然信じてないって顔してますよ」
「あれ?わかる?」
「はい」
「ねえ檸檬ちゃん。陽生はやめて俺にしときなって」
「…はい?」
なんかウインクしてきた…
流星くん、超アホっぽい。
「…何しに来た」
「陽生に夕食たかりに来た」
「ふざけんな。だいたい兄貴は稼ぎがいいんだし、外食すればいいだろ」
矢野くんは不機嫌に流星くんを小突いた。
あーれー…と、流星くんはふざけて吹っ飛び…
本棚の角で足の小指をうち、悶絶した。
アホだ…
アホすぎる…
「流星くんも学生ですよね。どんなバイトされてるんです?」
私は少しでも場の空気を和らげようと、痛みから解放されつつある流星くんに話を振った
「えー、知りたいの?」
「…知らない方が幸せな事なら、ご遠慮します」
「ふふ。教えよう」
「……」
私の直感が告げる。
ああ…これは知らない方が幸せな類の仕事だと。
「違うのでご安心ください」
流星くんの質問に私は即答した。
深入りされたら困る。
「なーんだ、つまんない」
「とか言って、全然信じてないって顔してますよ」
「あれ?わかる?」
「はい」
「ねえ檸檬ちゃん。陽生はやめて俺にしときなって」
「…はい?」
なんかウインクしてきた…
流星くん、超アホっぽい。
「…何しに来た」
「陽生に夕食たかりに来た」
「ふざけんな。だいたい兄貴は稼ぎがいいんだし、外食すればいいだろ」
矢野くんは不機嫌に流星くんを小突いた。
あーれー…と、流星くんはふざけて吹っ飛び…
本棚の角で足の小指をうち、悶絶した。
アホだ…
アホすぎる…
「流星くんも学生ですよね。どんなバイトされてるんです?」
私は少しでも場の空気を和らげようと、痛みから解放されつつある流星くんに話を振った
「えー、知りたいの?」
「…知らない方が幸せな事なら、ご遠慮します」
「ふふ。教えよう」
「……」
私の直感が告げる。
ああ…これは知らない方が幸せな類の仕事だと。