この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LEMON DEPENDENCE
第1章 檸檬、22歳になりました。
「19歳の男の子は、檸檬ちゃんに任せたいのよ」
来た…。
ああ、やっぱり…。
「わ、私なんかで大丈夫ですか?」
ここは一度自分を卑下して、他人をもちあげるのが無難な選択か…。
「紺野さんなら歳近いし。うちらみたいなおばちゃんに教育されるよりかはいいと思うな」
や、やられた!!
卑下作戦を卑下作戦で返された!!
しかもここで「そうですか?」等とは、間違っても言ってはいけないわけで…。
まずはおばちゃん発言をそつなく否定しないと!!
「お、おばちゃんって…小林さん全然若いですよ!肌とか20代の私よりずっと綺麗ですし、髪艶々だし!!」
嘘は言ってない。
しかし少し褒めすぎたかもしれない。
「もう、どうしましょ若い子にこんなべた褒めされて」
「よかったね小林ちゃん」
照れてもじもじしだす小林さんの背中を、店長はよしよしと撫でていた。
よし、今度こそ巻き返しのチャンスだ!!
「あ、あの…別に嫌とかそんなことは思ってないんですけど…わ、私より金子さんの方が適任かと」
ごめん金子さん!!
私の代わりに犠牲になってくれ!!
「え…金子ちゃん?」
「それはどうかな?」
北村店長と小林さんの顔から笑みが消えた。
てか、マジ怖い…。
私も金子さんの事、苦手な方だけどさ…
どんだけ嫌われてんだよ、表と裏のボスに!!
来た…。
ああ、やっぱり…。
「わ、私なんかで大丈夫ですか?」
ここは一度自分を卑下して、他人をもちあげるのが無難な選択か…。
「紺野さんなら歳近いし。うちらみたいなおばちゃんに教育されるよりかはいいと思うな」
や、やられた!!
卑下作戦を卑下作戦で返された!!
しかもここで「そうですか?」等とは、間違っても言ってはいけないわけで…。
まずはおばちゃん発言をそつなく否定しないと!!
「お、おばちゃんって…小林さん全然若いですよ!肌とか20代の私よりずっと綺麗ですし、髪艶々だし!!」
嘘は言ってない。
しかし少し褒めすぎたかもしれない。
「もう、どうしましょ若い子にこんなべた褒めされて」
「よかったね小林ちゃん」
照れてもじもじしだす小林さんの背中を、店長はよしよしと撫でていた。
よし、今度こそ巻き返しのチャンスだ!!
「あ、あの…別に嫌とかそんなことは思ってないんですけど…わ、私より金子さんの方が適任かと」
ごめん金子さん!!
私の代わりに犠牲になってくれ!!
「え…金子ちゃん?」
「それはどうかな?」
北村店長と小林さんの顔から笑みが消えた。
てか、マジ怖い…。
私も金子さんの事、苦手な方だけどさ…
どんだけ嫌われてんだよ、表と裏のボスに!!