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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第1章 トークカフェ
晶のルックスで男性客を集め
入場料やフリートーク料、そして外出料で店は潤う。
並みのサクラとはグレードが違う。
正に『掃き溜めに鶴』という奴だ。
晶は店から高額なバイト代を貰い
ついでに気楽な暇つぶしをしているわけだ。
いわゆる美人局(つつもたせ)に似てはいるが
やり方は遥かに穏健で、アシも付かない。
広く世間に顔が出回ることもなく
この町の片隅で、この店で
マイペースに稼いでいるわけだ。
(晶……小憎らしい娘だ)
そんな思いで、老人は再び
淫らな夢想に耽ろうとしていた。
が、その日はまたしても邪魔が入った。
別の男が晶にフリートークを申し込んだのだ。
背広にブリーフケースを持った
サラリーマン風の男が個室に向かっている。
これにはさすがに呆れた。
世間知らずな男が1人ならず、居るものだ。
老人は新聞を畳み
その日は帰る事にした。
鬱屈とした性欲をかかえたまま。
入場料やフリートーク料、そして外出料で店は潤う。
並みのサクラとはグレードが違う。
正に『掃き溜めに鶴』という奴だ。
晶は店から高額なバイト代を貰い
ついでに気楽な暇つぶしをしているわけだ。
いわゆる美人局(つつもたせ)に似てはいるが
やり方は遥かに穏健で、アシも付かない。
広く世間に顔が出回ることもなく
この町の片隅で、この店で
マイペースに稼いでいるわけだ。
(晶……小憎らしい娘だ)
そんな思いで、老人は再び
淫らな夢想に耽ろうとしていた。
が、その日はまたしても邪魔が入った。
別の男が晶にフリートークを申し込んだのだ。
背広にブリーフケースを持った
サラリーマン風の男が個室に向かっている。
これにはさすがに呆れた。
世間知らずな男が1人ならず、居るものだ。
老人は新聞を畳み
その日は帰る事にした。
鬱屈とした性欲をかかえたまま。