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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第2章 交渉・晶の場合
トトッ、トトッ…と
晶の左手が、テーブルを叩いた。
見ると、可愛らしい手指が
匠海の前で「三」を形作った。
何を意味しているのか、明らかだった。
交渉を持ちかけているのだ。
トークカフェでも『相場』というものは、ある。
交渉の上、男女の思惑が合致すれば
店外でプレイをするケースも、ある。
もちろん違法なコトは一切行わないのが前提だ。
晶は、ストレートに言えば
「フェラしてあげるよ」と持ちかけている。
当然ゴムリップのつもりだ。
『相場』と比較すると、かなり高額な提示だった。
だが相場などは所詮、一般的な目安でしかない。
羽振りの良い男もいるし
人より金を出すのは納得できない男もいる。
金よりムードが大切な女もいるし
金額と自尊心が直結してる女もいる。
晶の感覚では、今回は
破格のサービスといった気分だった。
そもそも、ノーチャンスな男が殆どなのだから。
晶は三本指をテーブルに伏せながら
山猫の様なまなざしを、対面の男性に向けている。
大胆不敵な十代である。
匠海は動揺していたが
やがて、意を決したようだ。
箸を置き、手指で応答した。
左手をパッと拡げて伏せ
更にその上に右手の人差し指を、添えた。
「わぉ♪」
晶は、両目をまん丸く見開いた。
持ちかけた額に応じるどころか
その2倍出すと言っている。
予想以上の上客だ。
晶の左手が、テーブルを叩いた。
見ると、可愛らしい手指が
匠海の前で「三」を形作った。
何を意味しているのか、明らかだった。
交渉を持ちかけているのだ。
トークカフェでも『相場』というものは、ある。
交渉の上、男女の思惑が合致すれば
店外でプレイをするケースも、ある。
もちろん違法なコトは一切行わないのが前提だ。
晶は、ストレートに言えば
「フェラしてあげるよ」と持ちかけている。
当然ゴムリップのつもりだ。
『相場』と比較すると、かなり高額な提示だった。
だが相場などは所詮、一般的な目安でしかない。
羽振りの良い男もいるし
人より金を出すのは納得できない男もいる。
金よりムードが大切な女もいるし
金額と自尊心が直結してる女もいる。
晶の感覚では、今回は
破格のサービスといった気分だった。
そもそも、ノーチャンスな男が殆どなのだから。
晶は三本指をテーブルに伏せながら
山猫の様なまなざしを、対面の男性に向けている。
大胆不敵な十代である。
匠海は動揺していたが
やがて、意を決したようだ。
箸を置き、手指で応答した。
左手をパッと拡げて伏せ
更にその上に右手の人差し指を、添えた。
「わぉ♪」
晶は、両目をまん丸く見開いた。
持ちかけた額に応じるどころか
その2倍出すと言っている。
予想以上の上客だ。