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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第2章 交渉・晶の場合
「……♪」
匠海のモノを露出して
その前にぺたんと座り込んだ。
晶の表情は
無邪気とも、皮肉ともとれない
うっすらとした笑みを浮かべている。
その表情のまま
匠海のモノと、匠海の顔を
かわるがわる見ている。
その時間は、やけに長かった。
露骨に勿体ぶっているのだ。
やがて片手を出し
ようやくモノを持ち上げた。
指先は、ネイルカラーで着彩している。
「こーゆー行為って
慣れてますー?」
「いや、何とも……」
「なんとも?
なんともないよーって事?」
言葉をかけながら
指先でつまむようにして
ゆっくりとモノをさすり出す。
「ふぇらちおって
良くやってもらってる?」
「いや……」
「う~ん、ハッキリ言ってくんないと
アキラ、わかんない♪」
おどけたイントネーションで尋ねつつ
晶は指の動きを複雑にしていく。
さすりに縦のくねりを加え
僅かづつ、スライドの巾を大きくする。
「き、君みたいな子にしてもらうのは
初めてだよ……」
匠海がそう言うと
晶は不意に、モノにしゃぶりついた。
ゾロリと、舌を這わせる。
「u…」
掠(かす)れた声が出た。