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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第2章 交渉・晶の場合

(当たり前でしょ)

晶はそんな気分で、舌責めを開始する。

貌だけ見れば、利発そうな子供といった感じだ。
だが舌遣いは、堂々としている。

小さなピンクの舌が
その先端にエッジを効かせて
ザラリと弾くように踊る。

「ua,a…ッ」

匠海はペニスへの刺激に
控えめながら、驚きのこもった声で応える。

ほとんど濡れておらず、繊細な摩擦感がある。
軽妙なピッチで、モノを刺激している。

不意討ちに近い刺激に反応する匠海。
その様子を、晶が下から見ている。

好奇心の塊のような瞳で。


舌の動きは止まらず
モノをチロチロと責めたてる。
匠海がまた、声を出しかかった。

その時

『やだ、はずかしいー』

と、くぐもった女声が、さえぎった。

……TVの、アダルトビデオの制服娘だった。
間延びした、棒読みのような声だ。

まるでそれに呼応するように
匠海のモノが、にわかに脈動しだす。

晶の舌先を弾き返すように
上下しながら張りを増していく。

晶は ちょっと眉をしかめながらも
その脈打つ幹の先端辺りを、責めた。


「ほぅー☆」

みるみる最大サイズになったモノを
晶は口を休めて鑑賞した。

「タクミさんおっきいねー」

「そう、ですか」

感嘆しているようでもあったが
晶の口ぶりは、やはり飄々としている。

他人事、というか

男性のソレを見る、というより
ペットの大型哺乳類を見る態度のようだ。

全くたじろぐ気配も無い。
晶はシャツの胸ポケットからスキンを取り出し
口で封を破った。
手馴れた様子で匠海の男性器を覆った。

既に舌先で接触した後だ。
およそ正しい使い方とは言えない。

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