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BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第3章 甘い刺激
平日、晶は早く起きる。

夜中は、アプリでチャットやゲームをしていて
2時や3時まで夜更かししている事もザラにある。
だから学校に行って、寝なおす。

姉と一緒に暮している。
黙っていると姉が朝食を準備してくれるが
晶は、それがイヤだった。

一緒に朝食を摂っていると
学校での素行・勉強・生活態度
その他諸々について”尋問”されるからだ。
最近は特にひどい。完全に母親がわりだ。

だから、姉が起き出すより早く支度する。

ビューラーで整えた睫毛や、ネイル
学校に通うにはポップすぎる服装
ミニスカートの丈。

つっこまれるポイントは幾らでも、ある。

姉が起きてきて、あれこれ注意される前に
出撃する体勢を整えてしまう。


姉が寝室から出てくる。
手すりの無い内階段をおりて、リビングに来る。

「ねーさんおはよう♪」

「……おはよう」

「いってきま~すっ」

先制攻撃で挨拶して、そのまま靴を履いて
すぐ家をとびだす。

ごはんくらい食べなさいよ、といった声が
背中に届くが、まるっきり無視する。



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