この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
BlueSpinel~快楽に噎(むせ)ぶ処女姉妹~
第3章 甘い刺激
晶と姉が住んでいるのは
メゾネット型の賃貸住宅だ。
近くに河川敷があり、広々として、朝も静かだ。
同じ棟のすぐ隣には、母が住んでいる。
しかし大抵は留守だ。
輸入食品の買い付けだとかで
一年の大半は海外に行っている。
東欧の個人経営農家と取引きしているらしい。
事業主として、忙しく働いて回っている。
父は居ない。
『母親らしい事をできなくて、ゴメンね』
たまに会うと、いつもそう言う。
晶にとっては、知ったことではない。
というより、母親の生き方を見て
晶は晶なりに、気ままに暮している。
母親は時おり帰宅すると
見知らぬ白人の男と、隣の部屋に入っていく。
そんな様子を何度も目撃していると
自然と、親と子の距離感なんて、決まってくる。
河川敷の土手沿いにしばらく歩き
最初の橋を渡って、隣町に入る。
角にコンビニがある。
そこでパンやカフェオレを買って、学校へ行く。
歩きながら食べ飲みしたり
教室に着いてから友達と飲食したり、その日次第だ。
晶の友人といえば、バイトや遊びで似たような生活パターンの娘ばかりだ。
だから話も合うし、授業中はともに寝る。
晶は学校が気に入っている。
公立で、制服も無い。進学についてもうるさくない。
共学になって数年の、自由な校風な所だ。
数学で赤点をとっても、簡単な追試で進級できたし
とりあえず出席していれば問題ない。
メゾネット型の賃貸住宅だ。
近くに河川敷があり、広々として、朝も静かだ。
同じ棟のすぐ隣には、母が住んでいる。
しかし大抵は留守だ。
輸入食品の買い付けだとかで
一年の大半は海外に行っている。
東欧の個人経営農家と取引きしているらしい。
事業主として、忙しく働いて回っている。
父は居ない。
『母親らしい事をできなくて、ゴメンね』
たまに会うと、いつもそう言う。
晶にとっては、知ったことではない。
というより、母親の生き方を見て
晶は晶なりに、気ままに暮している。
母親は時おり帰宅すると
見知らぬ白人の男と、隣の部屋に入っていく。
そんな様子を何度も目撃していると
自然と、親と子の距離感なんて、決まってくる。
河川敷の土手沿いにしばらく歩き
最初の橋を渡って、隣町に入る。
角にコンビニがある。
そこでパンやカフェオレを買って、学校へ行く。
歩きながら食べ飲みしたり
教室に着いてから友達と飲食したり、その日次第だ。
晶の友人といえば、バイトや遊びで似たような生活パターンの娘ばかりだ。
だから話も合うし、授業中はともに寝る。
晶は学校が気に入っている。
公立で、制服も無い。進学についてもうるさくない。
共学になって数年の、自由な校風な所だ。
数学で赤点をとっても、簡単な追試で進級できたし
とりあえず出席していれば問題ない。