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小さな恋のうた
第3章 彼氏が3人!?

『3人で勝手に
盛り上がらないでよっ。
私だってHの1つや2つ…。』
「ふぅん。さっき香織ちゃん
3人のうち1人なんて
選べないって言ったよね?」
『うん…。』
「じゃ、3人みんな
香織ちゃんの彼氏ってどう?」
『えぇっ!?』
ゆうちゃんは子犬のような目で
私を覗き込んだ。
「それなら、選ぶ必要ないな。」
「たしかに…。」
『ちょっと…みんな…。』
「香織の初体験、みんなでもらおう。」
まさ兄が私の目をまっすぐに見た。
「いいのか?」
『…。』
いっちゃんの問いに
恥じらいながら
私は首を縦に振った。
「優しくするから…。」
『ん…。』
いっちゃんはまた私の
頭を撫でキスをした。
(いっちゃんとキスしてる…。
恥ずかしい…。)
「じゃ僕、制服脱がせてあげるね。」
ゆうちゃんが私の制服に
手をかけた。
「…。」
まさ兄はじっと
こちらを見つめていた。
「香織…好きだ…。」
『ゃ…いっちゃん
くすぐったい…。』
いっちゃんは徐々に
首もとへと下りて
唇を這わせた。
「香織…。」
『ぁ…。』
いっちゃんの唇が
私の胸の先に到達
しそうになるころ
まさ兄が私の口を塞いだ。
「香織ちゃん…綺麗。」
『ん…ぁ…』
ゆうちゃんは私の身体を
くすぐるように
指先でなぞっていた。
『あぁっ…。』
いっちゃんはさらに下へ
唇を運んでいく。
そしてまさ兄は
私の耳たぶを
口にふくんだ。
「香織ちゃん、好き…。」
『んん…ぁっ…。』
今度はゆうちゃんが
私の唇に舌を絡ませた。

