この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘密にしろよ
第9章 新しい生活
「だって…あんまし…男二人で撮すのってないじゃん?しかも…大の大人の。バレるよ?」
と俺は恭介を覗き込む。
「…嫌…手を繋いでる時点で…バレていると思うが。」
と突っ込まれた。
そう言えば…繋いでるな。
「…だよな?んじゃ…並ぼう。」
と俺は決心?した。
そして若い女子グループの後ろに並んだ。
案の定ジロジロ見られて、こそこそ言われて、キャッキャはしゃがれた。
…何でお前らが赤くなんだよ。
『…超かっこいいんだけど…』
『…だよね?手…繋いでるよね?』
『…えーっヤバイっ…そう言う漫画に出てきそうな二人じゃんっ。』
『…綺麗だから許せるよねぇ…』
『…想像して…あたし…ヤバイっ…』
…全部聞こえてんだけど?許せるって…何が?
…想像すんなっ。
すると恭介がそのグループに向かって、優しく微笑んだ。
その瞬間…キャーッと黄色い声が響いた。
でたっ…悩殺スマイル…得意技だな。
俺も…この笑顔には…弱いんだよな。
ひとつ分かった事は…やっぱりバレているんだ…って事だった。
結局前からも後ろからも、キャッキャ言われながら30分程並んで、やっと撮る事が出来た。
幾つかのポーズの中で、1回だけキスをした。
…俺…このプリクラ…捨てれる日が来るのかな?
嫌…捨てなくちゃいけない日が…来るんだよな?
俺はプリクラを眺めながら、そんな事を思って一人胸を軋ませていた。
プリクラ機の横にある、ハサミで半分に分ける。
「はい。これ恭介の分ね。」
と恭介に渡すと、
「…おお。なかなか良いのが撮れたな?」
と嬉しそうに眺めていた。
…恭介って…たまに可愛いよな。
いつもはめっちゃ大人な癖に。
そのギャップにも…俺は弱いんだよな。
と俺は恭介を覗き込む。
「…嫌…手を繋いでる時点で…バレていると思うが。」
と突っ込まれた。
そう言えば…繋いでるな。
「…だよな?んじゃ…並ぼう。」
と俺は決心?した。
そして若い女子グループの後ろに並んだ。
案の定ジロジロ見られて、こそこそ言われて、キャッキャはしゃがれた。
…何でお前らが赤くなんだよ。
『…超かっこいいんだけど…』
『…だよね?手…繋いでるよね?』
『…えーっヤバイっ…そう言う漫画に出てきそうな二人じゃんっ。』
『…綺麗だから許せるよねぇ…』
『…想像して…あたし…ヤバイっ…』
…全部聞こえてんだけど?許せるって…何が?
…想像すんなっ。
すると恭介がそのグループに向かって、優しく微笑んだ。
その瞬間…キャーッと黄色い声が響いた。
でたっ…悩殺スマイル…得意技だな。
俺も…この笑顔には…弱いんだよな。
ひとつ分かった事は…やっぱりバレているんだ…って事だった。
結局前からも後ろからも、キャッキャ言われながら30分程並んで、やっと撮る事が出来た。
幾つかのポーズの中で、1回だけキスをした。
…俺…このプリクラ…捨てれる日が来るのかな?
嫌…捨てなくちゃいけない日が…来るんだよな?
俺はプリクラを眺めながら、そんな事を思って一人胸を軋ませていた。
プリクラ機の横にある、ハサミで半分に分ける。
「はい。これ恭介の分ね。」
と恭介に渡すと、
「…おお。なかなか良いのが撮れたな?」
と嬉しそうに眺めていた。
…恭介って…たまに可愛いよな。
いつもはめっちゃ大人な癖に。
そのギャップにも…俺は弱いんだよな。