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秘密にしろよ
第9章 新しい生活
俺が眉間に皺を寄せていると、

「…お前は出来ないな。感じやすいから。きっと気絶してしまうぞ。あんまり…興味を持つな。」

と俺を見て微笑んだ。

さっきのでも…激しく突かれて、意識が飛びそうになったんだ。

3Pなんてしちゃったら…。

「…分かってるよ。それに…俺は誰に入れるんだよ。」

と俺がそう言って、自分も恭介も一瞬時が止まった。

多分頭に描いた人は…恭介も同じだったのだろう。

俺は少し想像して、身体に痺れを感じていた。

暫く二人共無言のまま歩いていた。

「…麟太郎は…行きたいとこあるのか?」

と恭介が優しい声で聞く。

…俺は…恭介と一緒なら何処でもいい。

…女子か。

「…あっ…プリクラ撮りたい。」

と結局女子みたいな事言ってしまった。

「…プリクラ…か。久しく撮ってないな。…分かった…行こう。」

と恭介は微笑んだ。

「…久しくって…撮った事あるんだ?ちょっと意外。」

と俺は恭介を覗き込む。

「ん?…ああ…昔良く女に頼まれて撮っていた。俺は1枚も持ってないが。」

と歩きながら答える。

「…俺と撮ったら…貰ってくれる?」

と俺はまた女子みたいに甘えてみた。

「…麟太郎…当たり前だ。それと…お前段々女みたいな事言う様になってきたな?オカマにはなるなよ?俺は…男のお前が好きだ。」

と笑っていた。

「ならねーよっ。」

と俺は顔を熱くした。

そして同じショッピングモール内にある、ゲームセンターへと足を運んだ。

プリクラ機の前には、女の子グループの列が出来ていた。

…流石にこれに並ぶ勇気はない。

「…恭介…もう少し人が引いてからにしよっか?」

と俺が躊躇っていると、

「…何でだ?並ばないと…永遠に撮せないぞ?」

と不思議そうな顔をする。

…何で恭介って…そんな堂々としてんだろ?

その方が…ヨッポド不思議なんだけど。

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