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第11章 イケない身体

城谷はゆっくりと首筋に舌を這わせながら、隣の枕の下に腕を伸ばした。

そして小さなプラスチック容器を手にする。

俺はそれが何か直ぐに分かった。

城谷はそれをカチッと開けると、自分の手にたっぷりと落として、俺のお尻の窪みに指を当てた。

「くっ…」

城谷の唇が俺のモノを強く吸い上げる。

それと同時に細く長い指が、俺の中へと挿入された。

「はぁっ…んっ…んっ…」

城谷はもう一方の手で、俺の太股を押し広げる。

かなり無防備な姿にされて、俺は背中を反らせた。

「はぁぁっ…んっ…んっ…」

指が俺の中で踊り、モノは激しく吸われ、器用に舌が先端に這わせられる。

「はぁっ…んっ…くっ…あぁぁっ…」

唾液を溢れさせながら、ジュルジュルと音を立てて顔を上下させている。

城谷のテクニックは、正直恭介を超えていた。

これが男しか知らない奴の技なのか…。

「んくっ…はぁっ…ダメっ…イクっ…んっ…んっはぁっ…」

俺は呆気なく城谷の口に、精液を噴射した。

城谷はそれをゴクンっと呑み込むと、悪戯に舌舐めずりをしていた。

「…麟太郎さん…俺もイカせてよ…」

と城谷が俺の太股を持ち上げる。

城谷の華奢な身体には、似つかわしくない程の逞しいそれを、俺のお尻の窪みにアテガッタ。

城谷は指で自分のそれに、ローションを塗る。

そしてゆっくりと挿入してきた。

ヌプッとした感覚と共に、城谷の逞しいそれが中へと入ってくる。

「んはぁっ…んっ…あぁっ…」

俺が喘ぐと城谷はニヤッと笑って、

「…麟太郎さんの中…狭い…んっ…んっ…もっと…声を聞かせてよ…はぁっ…はぁっ…」

と腰を徐々に激しく振りだした。