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秘密にしろよ
第11章 イケない身体
最後の打ち込みも終わった頃、秘書室の扉が開く。
ゾロゾロと女達が出て来る。
口々に挨拶を交わす。
いつもの光景。
いつもの…
……あーもぉ…だから…一人足りないんだってば。
俺は立ち上がると、秘書室へと入っていく。
…早く帰りたいんだけど…
嫌…早く…恭介と…
一番奥の席で、ヤッパリ江奈が座って何かやっていた。
「…おい。今日は…どんな仕事安請け合いしたんだよ。」
と俺は江奈に声をかけながら、デスクへと近付く。
すると江奈は顔をパッと上げて、
「あっ…麟太郎さん…すいません。でも…後少しでございます故…」
と真剣な眼差しで、パソコンに向かっていた。
「…分かった。あっちで待ってるよ。」
と俺は社長室へと戻る。
「…江奈か?」
と恭介が立ち上がりながら、聞いてきた。
「…うん。でも…後少しで終わるって。」
と俺は近付いてくる恭介を見つめる。
恭介が俺の前へ来ると、右手で俺の頬を撫で上げる。
…あんま…触れないでよ…
我慢出来なくなる…
「…麟太郎…早く…お前が欲しい…」
と耳元で恭介の優しい声が響く。
その時、秘書室の扉が開いた。
「…お待たせ…致しました。あっ…お邪魔でしたか?」
と江奈はまた秘書室に引っ込もうとした。
「…ちょっ!大丈夫だって。引っ込むなよ。」
と俺は恭介から離れて、江奈の方へと歩いて行く。
「…はぁ…すいません。」
と江奈は顔を真っ赤にして、少し俯いた。
「…恭介…帰ろう。」
と俺は鞄を握る。
すると恭介は、
「…江奈…先に帰ってくれないか?俺と麟太郎は…まだ仕事が残っていた。」
と俺に微笑んだ。
…?
何だよ…早く…恭介に抱かれたいのに…
ゾロゾロと女達が出て来る。
口々に挨拶を交わす。
いつもの光景。
いつもの…
……あーもぉ…だから…一人足りないんだってば。
俺は立ち上がると、秘書室へと入っていく。
…早く帰りたいんだけど…
嫌…早く…恭介と…
一番奥の席で、ヤッパリ江奈が座って何かやっていた。
「…おい。今日は…どんな仕事安請け合いしたんだよ。」
と俺は江奈に声をかけながら、デスクへと近付く。
すると江奈は顔をパッと上げて、
「あっ…麟太郎さん…すいません。でも…後少しでございます故…」
と真剣な眼差しで、パソコンに向かっていた。
「…分かった。あっちで待ってるよ。」
と俺は社長室へと戻る。
「…江奈か?」
と恭介が立ち上がりながら、聞いてきた。
「…うん。でも…後少しで終わるって。」
と俺は近付いてくる恭介を見つめる。
恭介が俺の前へ来ると、右手で俺の頬を撫で上げる。
…あんま…触れないでよ…
我慢出来なくなる…
「…麟太郎…早く…お前が欲しい…」
と耳元で恭介の優しい声が響く。
その時、秘書室の扉が開いた。
「…お待たせ…致しました。あっ…お邪魔でしたか?」
と江奈はまた秘書室に引っ込もうとした。
「…ちょっ!大丈夫だって。引っ込むなよ。」
と俺は恭介から離れて、江奈の方へと歩いて行く。
「…はぁ…すいません。」
と江奈は顔を真っ赤にして、少し俯いた。
「…恭介…帰ろう。」
と俺は鞄を握る。
すると恭介は、
「…江奈…先に帰ってくれないか?俺と麟太郎は…まだ仕事が残っていた。」
と俺に微笑んだ。
…?
何だよ…早く…恭介に抱かれたいのに…