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第3章 出品番号2.偏差値７７優等生美女！

「らっしゃい！らっしゃい！！
どうやら静香様が何か言いたいことがあるようでござるよぉぉぉぉ！！！！」

カボチャは静香の方向に両手を広げた。


「じゃあ、私の自己紹介をしようかなっ☆」

静香は黒子からレーザーポインターを受け取った。
そしてカバンから数枚のＡ４より大き目のＢ４サイズの用紙を数枚取り出した。

「期末テストの答案です☆　見てください」

その用紙を一枚一枚客側に晒した。

国語１００点
数学１００点
地理、歴史、公民１００点
理科１００点
英語１００点

―――おおおおぉぉぉぉおおおぉぉお！！！

「女の生きる意味とは強い雄の精子を求め続けることだと思います」
※静香の理論です。

「そうだ！！」
「よく言った！！！！」

「２４００万」
「２４６０ッ！！！」


「皆様のような雄として最高峰の遺伝子で女の子は赤ちゃんを作りたいんです！
だから、一生懸命勉強して処女を捧げに来ました！！
もちろん私のお腹の中に、い～～～っぱい！！精子を出してくださいっ！！」

「２５００っ！！」
「２５５０ぅぅぅ！！」

――まだまだ…お父さんの借金は返済できない…神様…

「では、私のレポートを見せたいと思います」

ステージ上のビジョンがプロフィールから切り替わり、彼女の持つカバンと答案用紙は黒子に手渡された。

ビジョンにはライオンやトラ、ワニなどの凶暴な動物が映る。
その部分にレーザーポインターをあて、静香が説明をし始めた。