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処女オークション☆
第3章 出品番号2.偏差値77優等生美女!
「…なぜ鳥語を?」

カボチャは静香に問う。


「それは鳥専門の大学教授に聞きました☆続けますよぉ☆
雄も精子を女の子の中に出すだけが仕事じゃありません」

「2670!!!」
「2680!」
「2690ぅぅぅぅ!!!」
「2710だッ!!」


「雄は妊娠中の女の子や産まれてきた赤ちゃんのために食べ物を狩ってくることも仕事なんですよ☆だから生物界では体力があって体が大きくて強い雄がモテモテなんです。
でも…人間界は違います…」

ビジョンにはカワウソに食われるワニ。
タコに食われるサメなどと想像を絶する映像が流れた。

「なんじゃあ!!!ありゃぁぁぁ!!??」
「小さいのがデカイの食ってんぞ!!!」
「30キロが150キロに挑めるかいっ!!」

会場内は競りとは違う熱い熱気に包まれた。


「身体が大きいとか、若くて健康だとか、ハンサムだとか筋肉があるとか関係ないんです!!!
女の子のために栄養のある食べ物を持って帰ってきてくれる雄こそ、女の子の求める男性像なんです☆
自分より明らかに強い敵を狩る勇気が本日ご参加して頂いてる殿方にはあります!!」

ビジョンは、捕食の動画を流しつつグラフも映る。


「人間界では、栄養のある食べ物とは何か!?
それは“お金”です。奥さんや子供達のためにたくさんの…1ヵ月に1億や2億ぐらいのお給料を持って帰ってくるお父さんが強い雄なんですっ!!!
そして、強い雄は大量に食べ物を確保できるのだからたくさんの妾や愛人を作って赤ちゃんをいっぱい産ませて養ってあげるのが漢気なんです☆!!!
だから本来、浮気なんて言葉は存在しないんですっ!!!!旦那様が何億というお給料を持って帰ってくるのにワガママ言う奥様はすぐさま能書き垂れずに離婚すべきです!!」

おおおおおぉぉぉぉ!!!!

「2800!」
「2950!」
「2990ぅぅ!」
「3000万だッ!!」

3千越えた!!!
ハロウィンスタッフ一同に一瞬、安堵がよぎる。

「3300!」
「3500だ」
「3800万で***ぶち込ませろ!」


「だから私…少しでも皆様のような女の子の求める遺伝子を持つ男性に抱かれるのが夢なんです!!!
この世に生を受けてから、ずっと漢気ある男性に処女を捧げようと一生懸命勉強して膣内射精された元気いっぱいの精子に恥じない生き方をしてきたんです!」

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