この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
処女オークション☆
第3章 出品番号2.偏差値77優等生美女!
会社は軌道に乗り、父の会社には日雇い労働者を求める依頼が殺到した。
勤めていても休みの日は働きたいという若者や社会保険にも加入できる自営業者にも絶大な人気だった。


だが、***年。
“日雇い禁止法”が制定される。

これは、正社員雇用の労働者を増やすための法律だ った…

『日雇いという使いやすい労働者でなければいらない』とほとんどの会社が派遣契約を切った。

そして、副業のできなくなった会社員、自営業の労働者たちは収入が減り、財布を閉ざす。
経済がまわらなくなり、税金、年金の滞納者が増えるなかで消費税率を一気に上げた。

派遣が使えない会社は、深夜の1人勤務や週2日からのアルバイトとうたった最低賃金で雇うことを余儀なくされた。

そして深夜強盗が毎日のように起きるが、責任は1人で働いていた社員やアルバイトの責任となった。
勤務していた者が、ほとんど殺されていたからであり、犯人が捕まらないので会社が従業員の家族を訴えるようになったのだ。
『深夜なので、ちゃんと警戒しててくださいね』と会社側はしっかりと伝えたと言い切り通したのだ。


やがて、静香の父の会社は今や窮地に陥った。
貯金を切り崩して、生活をしていたが--

セレブな生活を送っていた母は、離婚届にサインをして出て行ってしまった。
後は父がサインをするだけだが、『不渡り』を条件にサインをすると言って父が離婚届を預かっている状態である。

静香は母に着いていくしかなかった。

母は――
「金の切れ目が縁の切れ目…」と呪文のように呟く毎日を送っていた。
さらに「早く保険をかけて車で事故って死んでくれないかな?」と…

静香の胸にグサリと刺さった。
元々母には別に好きな男がいて付き合っていたのだ。
若く、背が高く、家は資産家で彼自身も代議士であった。

そして彼女は父の元へ、戻る――

/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ