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銀剣士の憂鬱
第5章 汚い身体
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「うぅ...あぁ...」
全ての男達の相手が終わる頃にはチェチェにはもう精も魂も残っていなかった。
秘部からは蜜か尿か分からなくなった液体がいまだにポタポタと流れ出ていた。
罵声や唾を吐かれ、所々に痣の残る身体は見るも無惨だった。
やがて、部屋に部下を二人ほど連れた頭領が入ってきた。
「やっぱ、数が多いからなぁ。すっかり夜も更けたじゃねぇか。」
頭領はぐったりとするチェチェの姿や、桶の付近の床に染み込んだ尿を見るとニヤリと言った。
「あ~あ、あいつらは加減ってもんを知らねぇから。
あぁ、でも言ったよなぁ。ションベンは桶から溢すなよって。」
桶の半分ほどに貯まった液体を見ると、
近づいてしゃがみこみ、チェチェの顔をのぞきこみながら続ける。
「嬢ちゃんが溢しちまったから、後片付けが大変だなぁ。くせぇ臭いも取れねぇだろうな。」
「...ごめん...なさい...」
チェチェは小声で呟いた。
頬は赤く腫れ、目はすっかり疲れた色をしていた。
「聞こえねぇな。悪い嬢ちゃんには罰が必要だ。」
頭領は桶を持ち上げると部下に指図して、水を飲ませるときに使った漏斗を持ってこさせた。
それを見た瞬間にチェチェの目が恐怖の色に変わる。
「ごめんなさい!ごめんなさいっ!!」
頭領は恐怖でひきつるチェチェの顔に興奮しつつもがっしりと掴むと冷たく言い放った。
「疲れただろ?今、水分摂らせてやるからな。いい罰じゃねぇか。」
「やめっ!いやだっ!!」