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銀剣士の憂鬱
第16章 魔物の相手
「本当にすまなかった...身体も大丈夫そうだし、やはり今日にはここを発とう。」
「いえ...こちらこそ突然失礼な真似をしてしまいました。
まぁ、そんなこと言わずに今日までゆっくりしていって下さい。」
ランスはそう言うと部屋から出ていった。
サラは窓の外を見た。
だいぶ日が傾いていた。
(少しゆっくりし過ぎた...
世話になった人を投げ飛ばしたりして、ばつが悪いし、やはり支度をして今日発とう。)
サラは軽く身体を動かし、柔軟をすると着替えをして、身支度を整え始めた。