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銀剣士の憂鬱
第16章 魔物の相手


「チェチェさん?どちらに行かれるんですか?」

身支度をして、家から出ようとするチェチェをクリスが捕まえた。

「突然すみません...
お世話になったのに挨拶もせずに...
ただ、どうしても今はここにはいたくないんです。」

「何があったんですか?」

クリスはうつむくチェチェに優しく訊ねた。

「サラにとっては私はいない方がいいんです。私がいるとサラは幸せにはなれない...」

「...そうですか。
サラさんの幸せを考えるあなたは優しい。

でも、あなたには私がいる。
そんなに悲しむことはないですよ。」

クリスはチェチェを優しく抱き寄せた。

「私にとってはサラが全てなんです!!」

チェチェはそう言ってクリスを押し退けると
「お世話になりました!」とだけ残し、屋敷を出ていった。

残されたクリスは唖然として、佇んでいた。
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