パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 ある夜から

　両手を吊り上げられ、乳房が強調され、さらに膝立ちの姿勢をとらされた和美のヒップを突き出すように、忠良の前に無防備な女の全てが曝された（さらされた）。


「ふふ、セクシーだね。男心をそそるな、和美。お前は気づいてないだろうが、お前はマゾなんだよ。」


「そ、そんな、うそです。あなたのデタラメよ！」


「そうかな？じゃあ、こいつはなんだね、和美。」


　そう言うと、忠良は右手の人差し指を剥き出しのクリトリス転がし、ゆっくりと蜜壷に挿入した。


「ぐ、いやっ、、」


　和美の唇から思わず、声があふれ、悔しさと羞恥に唇を噛んだ。
　蜜壷の中は、さっきあれほど濡れあふれたばかりだというのに、忠良の人差し指にはヌメヌメと透明な液体が絡み、人差し指を動かすたびに、肉襞が絡み惷いた。
　人差し指を抜き、軽く彼女の頬と唇に触れさせた。


「これは、なにかな？正直に言えよ、和美。」


（どう答えるかな？素直に認めるか？プライドが勝つか？）


（認めちゃ、ダメッ！ダメよ。事実でも、ダメッ！）


「し、知りません、なんなの、それは！」


　和美はかろうじて残った、プライドにすがった。


「ふふっ、素直じゃないんだ。あれだけスケベ汁を垂らしまくってたのにな。素直になれるようにしてやるよ、和美。」


　言いながら、忠良は着ている物を脱ぎ、和美の一番敏感場所をつまみ、爪を立てた。


「んん、やめ、てぇ、、いっ、やぁ、、」


　和美の身体に電流が走った。
　身体の中から、静まりかけていた快楽の残り火が燃え上がった。
　忠良の人差し指が、和美の中に侵入した。


「ふうん、前戯はいらんな。ドスケベな身体やな、和美。」


「やっ、な、なにを、するの！」


　屈辱と嫌悪すべき男の指先に反応している屈辱と、これからおこることへの恐怖に、和美は悲鳴を上げた。
　同時に、再び彼女の中から快感が湧き上がり、声を出すまいと唇を噛んだ。


「我慢は身体に毒だがな。指二本じゃ足りないのかな？」


　忠良の中指が加わり、二本の指が微妙に動き、そのたびにヌチャッヌチャッと淫らしい音が響いた。


「いやっ、やめ、、ん、、ケダ、モノ、ん、、」


　快感と絶望に焙られ（あぶられ）人妻の肌は朱に染まり、男の加虐心に火をつけた。


「そろそろ、行くぞ、和美。お前は俺の物になるんだ。」