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春うらら
第14章 それぞれの週末~郡司~
「よぅ」
「久しぶりだな、郡司と飲むの・・・どう?麗は大学で無事に過ごせてる?」
「まぁ・・・今のところ、平気?かな?麗の周りには男しかいないし・・・家ではどう?雅も慶さんも忙しいって?家に帰ってる?」

麗の兄、雅(まさ)とは幼馴染。
高校でこっちの寮に入るまで毎日のように一緒だった。
麗には雅の上に慶(けい)という兄がいる。
俺たちの幼馴染集団は男ばかり、そんな中に何故女の麗がいたのか。麗達の家は学校区の1番外れにある、俺達幼馴染グループの地区は1つの住宅街、一軒離れた麗達の家もこの住宅街のメンバーに入る。学校から遠いこの地域は家の車で送迎されることが多い。
近所の親たちが適当に申し合わせて交替で送迎する。たまたま同年代での女は麗しかいなかったから仕方ない。自然と俺たちのグループにいた。
麗達の母親は老舗割烹旅館の女将で、躾に厳しかった。おかげで話し方や所作はどこに出掛けて誰に会っても問題ないほど身についている。
厳しく躾けた女将いわく、「大人になってから身につけても根っこが違うと分かる」らしい。
そのせいで麗は同級生の女の子たちに「お嬢様」と呼ばれ、ちょっと距離を置かれる存在として学校生活を過ごした。
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