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春うらら
第15章 それぞれの週末~ルイ~
「で、武志さん俺は何をすればいいの?」
「ああ、カリンとレイちゃんの橋渡し?って言うのかな?夏休みにレイちゃんと会えるように・・・ね?カリン?」
「うん!ルイお兄ちゃんお姉ちゃんのお友達でしょう?メールしてもらいたくて・・・今年はちゃんと泳げるようになるまでスイミングスクールにも通うから・・・お願いします。」
「スイミングスクール・・・本当に?大丈夫?」
「うん。頑張る!!」
カリンちゃんは水泳が苦手だ・・・去年、武志さんがスイミングスクールに申し込んだが、初日の途中で逃げ出してそれっきり泳げない。カリンちゃん曰く先生が怖かったらしい。本当のところは分からないが、まぁ本人が決意したことなら協力したい。

「いいよ、じゃあ、メールしてみようか?どこに行きたいの?何して遊びたいの?」

「えっとね、カリンお姉ちゃんと一緒にお料理したいの。いつもお姉ちゃんにケーキとかアイスとか貰っているの。お姉ちゃんはケーキが上手でとっても美味しいの。
だからカリンもお姉ちゃんみたいに美味しいケーキを作れるようになって食べて欲しいの、で、一緒に食べたいの。
後、お弁当持ってピクニックにも行きたいの。でもピクニックは夏で、暑いからってパパが言って・・・」

一生懸命なカリンちゃんが困りはじめる、何て言ったらいいか分からなくなってきている。
まぁ単純に具体的に『何』って言うより、とにかく会える?って、連絡が出来るって事が必要なようだ。
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