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春うらら
第3章 誕生日
「…え、宮、誠のこと『好き』なの?」
「はい!!
え?圭太さんも誠さんのこと好きでしょう?
あれ?私、変なこといいました????
……郡兄?………笑いすぎ…(ムスッ)」
訳が分からず、顔を見合す俺と圭太、声が出ないほど笑う坂口さん…
「…ごめん、ごめん、いや~面白い!!
圭太も誠も深く捉えすぎ、麗の『好き』は
保育園児の『私、圭太君がだーいすき』ってレベルのもの。
特別な、特に「恋愛感情」はないから『安心』しろよ(ニヤッ)、な?
つまり… うらら、俺のことも、圭太も誠も『好き』なんだろう?」
「…うん!そう。みんな優しくて、信頼できて、
なんだか、ずっと昔から一緒みたいな…すごーく安心できる感じが良くて。
本当にみなさん素敵ですよね…だから…
大好きなんです!(笑顔)」