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春うらら
第16章 それぞれの週末~武志・カリン~
おねえちゃんは脱いだシャツとスカートを乾燥機に入れてルイお兄ちゃんに借りた服を着る。手足が長くて何を着ても似合う。
「おねえちゃんは何を着ても似合うね。」リビングに向かって廊下を歩きながらおねえちゃんに言う。
「そう?ルイさんの服だからかな?ルイさんはいつも素敵だもんね、学校では王子様みたいって言われてるよ。」
王子様・・・
「うん!、カリンもそう思う!今度からルイ王子さまって呼ぼうかな?」
あはは、それいいねぇなんて話しながら2人でリビングへ向かう。

あ、おねえちゃんの洋服の裾を引っ張ってリビングのドアの前で立ち止まる。
「ねぇ?おねえちゃん?・・・・」
リビングに戻る前にこれだけは聞きたかった。
「パパのことは?カリンのパパのこと好き?」
「もちろん!武志さん、とっても優しくて頼りがいがあって・・・しかもカリンちゃんのパパだもん!大好きだよ?・・・・どうしたの?」

廊下からカリンと麗ちゃんの「きゃあ」という黄色い声が聞こえて振り向くと、リビングのドアが開いてカリンに抱きつかれたのか、カリンを抱きしめたままの麗ちゃんが二人でワルツでも踊るようにリビングへ入ってきた。
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