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春うらら
第16章 それぞれの週末~武志・カリン~
それはクリアブルーのビーズで出来たイルカと星がキラキラとしてとても夏らしい爽やかな飾りがついたヘアゴム。
「すごい可愛い、これもおねえちゃんが作ったの?・・・パパ~見てみて。かぁわぁいい・・・嬉しい。おねえちゃんありがとう!明日から学校に着けていくね。」
「良かったぁ・・・ツインテール出来るように二つ作ってきたんだ。気に入ってもらえてよかったぁ」
「麗ちゃん、ありがとう。良かったなぁ、カリン。じゃ後は8月に遊びに行けるようにしっかり宿題とスイミング頑張ろうね。」
「うん!」
なんて会話の後、乾燥機の彼女の服を取り出すと、麗ちゃんはお兄さんと一緒に帰って行った。
「パパ、カリンは夏休みの宿題とスイミングぜったい頑張るから!ルイお兄ちゃん、もしおねえちゃんが遊びに来る時があったらカリンも呼んでね?」
「分かったよ。約束する。」
2人の指きりを見ながらゆっくりとリビングへ行き、部屋を見渡す。
忘れ物はなし。
カリンのスイミングの申し込みをしなきゃ・・・一番近いのは去年行ったプールだけど・・・まぁ、ひとまず、見学に行ってみよう。
その日の両親の帰宅は18時を回ったが、ルイは待っていた。
そして渋る親父から彼女の「あの事件」について教えてもらった。
お袋も知らなかったようで、驚きの表情を見せたが最後は少し、涙をにじませながら聞いていた。
「すごい可愛い、これもおねえちゃんが作ったの?・・・パパ~見てみて。かぁわぁいい・・・嬉しい。おねえちゃんありがとう!明日から学校に着けていくね。」
「良かったぁ・・・ツインテール出来るように二つ作ってきたんだ。気に入ってもらえてよかったぁ」
「麗ちゃん、ありがとう。良かったなぁ、カリン。じゃ後は8月に遊びに行けるようにしっかり宿題とスイミング頑張ろうね。」
「うん!」
なんて会話の後、乾燥機の彼女の服を取り出すと、麗ちゃんはお兄さんと一緒に帰って行った。
「パパ、カリンは夏休みの宿題とスイミングぜったい頑張るから!ルイお兄ちゃん、もしおねえちゃんが遊びに来る時があったらカリンも呼んでね?」
「分かったよ。約束する。」
2人の指きりを見ながらゆっくりとリビングへ行き、部屋を見渡す。
忘れ物はなし。
カリンのスイミングの申し込みをしなきゃ・・・一番近いのは去年行ったプールだけど・・・まぁ、ひとまず、見学に行ってみよう。
その日の両親の帰宅は18時を回ったが、ルイは待っていた。
そして渋る親父から彼女の「あの事件」について教えてもらった。
お袋も知らなかったようで、驚きの表情を見せたが最後は少し、涙をにじませながら聞いていた。