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春うらら
第6章 2次会
「なおさら、無理です。そんなに熱烈なアピールが出来る人の気分を逆なでするなんて…恐ろしすぎます。
恋愛関係に必死な女子ってさらに怖いですから。それにルイさんの彼女になりたい人いっぱいいるでしょう?その人数分の恨みを背負うなんて重すぎます。」

本気で恐ろしそうな顔をしながら坂口さんの隣に戻って座った。

「え~、俺、ふられた?しかも理由は俺じゃない?ってことは、俺がもてなければ付き合えたってこと?」
残念そうに片山が気の抜けた感じで座る。

「・・・そうですねぇ。そうかもしれませんルイさんは私の好みに近いと思います。」

「え?ねぇ、宮内さんの好みってどんなの?ルイみたいでいうと、背が高くてイケメンって事?意外に普通女子なの?」

悠太がかなり食いついて来る。お、お前も狙ってるのか??
って、『意外に普通』って彼女のイメージはどんな感じなんだ?

「背の高さなんて靴で変わるから気にしません。顔は整っているのが美しいでしょうけど、別に顔の作りよりは表情の豊かさとかのほうが素敵と思います。

それ以前に私、外見はあまり気にしません。あ、でも太っているのは駄目です。これは持って生まれたものではなく継続的な努力によって改善出来ますから。

私の好みは、丁寧な育ちをしていて所作に美しさや品があって…基本的に外見は基準にないです。でもそういう風に育った人って個性はそれぞれですが、皆さん自信に満ち溢れて素敵な人が多いですから。メンクイって言われますね。本当に気にしてないんですけど。
ただ、どうしても譲れないのはやっぱり『匂い』ですね。これって食生活と深く関連していると思いますし、いくら香水をつけても何をしても体の奥からあふれる香りは変わりません。これって近づけば近づくほど強く感じますから、これが苦手だと付き合えません。

あ、後、喫煙者はだめです…キスする事が出来ません。

そういう意味ではここにいる皆さんは全員私の好みです。欲張りすぎですね?」

とにっこりと笑う。

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