この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春うらら
第7章 ジューンブライドは…
・・・・・・

さっき普通に話をした人なのに・・・

現場でのレイちゃんは、驚きの連続。

どこに目がついてるの?耳は何個あるの?
何故それに気づけたの?どこまで予想してるの?
何でわかるの?いつ覚えたの?
イレギュラーって普通なの?
?????



・・・未来、見えていません?



っていうのが、私のレイちゃんに対する感想。
正直、コンパニオンなめてた…

て言うか…『レイちゃん』なめてた・・・

先輩達の気持ちが良くわかる。
レイちゃんと働くって楽しい。

気配り、目配り、心配り・・・
配りすぎじゃない?っていうくらい…でも、披露宴のお客様が皆笑顔でいる。今になって彼女の持っていた大きなリュックの意味がわかる。
いろいろな子供用品で飽きやすい子供がご機嫌でいられるように絶妙なタイミングで対応する。子連れの参加者は安心して披露宴を見守る。

子供向けのお菓子やおもちゃのプレゼントも披露宴では当然のように行うが、それでは2時間~3時間はもたない。


はぁ~全ての仕事が終わって控え室で大きなため息をつく。そこへリカコさんが「お疲れ様」と入って来た。

「優美…どうしたの?」あまりに落ち込んでいる私に驚いている。いやいや、あんな凄い接客見たら当然落ち込むだろう。
そんな心の声は無視してリカコさんは続ける。

「良かったねぇ。優美、次の報告会、支配人からの評価が上がるよ。夏のボーナスちょっと出るんじゃない?」
と…はい?んん?何で??????
/228ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ