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春うらら
第9章 麗と誠
アミューズメント施設と併設しているせいか、かなり混雑している。
食べ物はよくわからないのでとりあえず、コーヒーを買おうと思い並んでいると、アミューズメントの男性スタッフが「STAFF ONLY」と書かれたドアから出てきた、それを迎えるようにもう一人の女性スタッフが話しかける。
―お疲れ様。
―今日のSS席の予約、あの子だった?
―うん、今日は背の高い人と一緒。
―そっかぁ、やっぱりモデルとかなのかなぁ?
―そんなに気になるなら話しかけてみれば?
―無理だよ、いつもイケメンが守ってるし。
―まぁねぇ…じゃ、諦める?
―・・・
なんて会話が後ろから聞こえる。SS席…彼女のことだ。コーヒーを手に振り替えると、女性スタッフと目があった。何か言いたそうな顔をしたスタッフを無視してボックス席に向かった。後ろで何か小さく囁いていたがさすがに聞こえなかった。
食べ物はよくわからないのでとりあえず、コーヒーを買おうと思い並んでいると、アミューズメントの男性スタッフが「STAFF ONLY」と書かれたドアから出てきた、それを迎えるようにもう一人の女性スタッフが話しかける。
―お疲れ様。
―今日のSS席の予約、あの子だった?
―うん、今日は背の高い人と一緒。
―そっかぁ、やっぱりモデルとかなのかなぁ?
―そんなに気になるなら話しかけてみれば?
―無理だよ、いつもイケメンが守ってるし。
―まぁねぇ…じゃ、諦める?
―・・・
なんて会話が後ろから聞こえる。SS席…彼女のことだ。コーヒーを手に振り替えると、女性スタッフと目があった。何か言いたそうな顔をしたスタッフを無視してボックス席に向かった。後ろで何か小さく囁いていたがさすがに聞こえなかった。