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春うらら
第11章 麗とカリン
食事の帰りおばあちゃんと手をつないで歩いていたら
「カリンちゃん?」
「おねえちゃん!」
黒い長いスカートに白いブラウスを着て髪を綺麗なお団子にしたおねえちゃんがニコニコして手を振りながら近づいてきた。屈んで目線を合わせると。
「嬉しい!使ってくれてるの?とっても良く似合うよ。」とシュシュと私を見なが言う。
「うん!特別な日につけるお気に入りなの!!」
「ありがとう。学校にはつけないの?ちょっと目立つかな?今度色の違うの作って来るね。何色が好き?」
「うーん、ランドセルが水色で、学校の服は紺色とチェックのスカート・・・何色が似合う?色はねずみ色は好きじゃないけど、後は全部好き!」
「・・・うーん、じゃぁ今度、パパに学校の服の写真を見せてもらおうね。それから作ってみるね。」
「あ、おねえちゃんにお手紙もってきたの。」バックから手紙を出そうとして、おばあちゃんと手をほどいた。
おねえちゃんは立ち上がって、おばあちゃんとおじいちゃんに挨拶してた。
「お久しぶりです。入院、加療中は大変お世話になりました。カリンちゃんのおかげでここまで回復いたしました。」
「あなた、あの時の・・・」
「はい、ここにアルバイトに来て武志さんにいろいろご指導いただき、その上私の天使カリンちゃんが娘さんと聞き本当に驚きましたが、1年前にここでカリンちゃんに再会出来たことに感謝しています。」
なんだか、おねえちゃんが別の人みたいに話をしている。よくわからないけどおばあちゃんの目にちょっと涙がたまっていて驚いた。
「おねえちゃん、おてがみ。」と言って見上げるとおねえちゃんはすぐに屈んで私の手から手紙を受取って「ありがとう」と言って立ち上がると、おじいちゃんとおばあちゃんに「では、披露宴の打ち合わせが始まりますのでここで失礼します。カリンちゃん、またね、シュシュが出来たらパパに渡しておくね。」と言って、私の頭を撫でて、お仕事に戻って行った。
「カリンがいつも言ってた『おねえちゃん』は彼女なんだね。」とおじいちゃんがゆっくりおばあちゃんに聞いていた。
「カリンちゃん?」
「おねえちゃん!」
黒い長いスカートに白いブラウスを着て髪を綺麗なお団子にしたおねえちゃんがニコニコして手を振りながら近づいてきた。屈んで目線を合わせると。
「嬉しい!使ってくれてるの?とっても良く似合うよ。」とシュシュと私を見なが言う。
「うん!特別な日につけるお気に入りなの!!」
「ありがとう。学校にはつけないの?ちょっと目立つかな?今度色の違うの作って来るね。何色が好き?」
「うーん、ランドセルが水色で、学校の服は紺色とチェックのスカート・・・何色が似合う?色はねずみ色は好きじゃないけど、後は全部好き!」
「・・・うーん、じゃぁ今度、パパに学校の服の写真を見せてもらおうね。それから作ってみるね。」
「あ、おねえちゃんにお手紙もってきたの。」バックから手紙を出そうとして、おばあちゃんと手をほどいた。
おねえちゃんは立ち上がって、おばあちゃんとおじいちゃんに挨拶してた。
「お久しぶりです。入院、加療中は大変お世話になりました。カリンちゃんのおかげでここまで回復いたしました。」
「あなた、あの時の・・・」
「はい、ここにアルバイトに来て武志さんにいろいろご指導いただき、その上私の天使カリンちゃんが娘さんと聞き本当に驚きましたが、1年前にここでカリンちゃんに再会出来たことに感謝しています。」
なんだか、おねえちゃんが別の人みたいに話をしている。よくわからないけどおばあちゃんの目にちょっと涙がたまっていて驚いた。
「おねえちゃん、おてがみ。」と言って見上げるとおねえちゃんはすぐに屈んで私の手から手紙を受取って「ありがとう」と言って立ち上がると、おじいちゃんとおばあちゃんに「では、披露宴の打ち合わせが始まりますのでここで失礼します。カリンちゃん、またね、シュシュが出来たらパパに渡しておくね。」と言って、私の頭を撫でて、お仕事に戻って行った。
「カリンがいつも言ってた『おねえちゃん』は彼女なんだね。」とおじいちゃんがゆっくりおばあちゃんに聞いていた。