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春うらら
第12章 水曜日
じいちゃんの家の前に着くと既に車が止まっていて運転手がドアの前で待っている。
どうやらじいちゃんと兄貴は会合が延びて会社から直接彼女の職場に行くらしい。
でも、突然職場にこの人数であらわれて相手は迷惑じゃないのかぁ?なんて2人で話しながら車に乗り込む。
ふとさっきのカリンちゃんの事が浮かぶ、
「武志さん、結婚するの?」突然の質問で驚いている。
「まぁ、いつかはするんじゃないかなぁ?全然想像つかないけど・・・ルイは?まだまだ若いからそんなこと思わないか?」
「うーん、想像つかない。気に入った女の子がいれば仲好くなりたいって思うし付き合いたいって思う。今までそんな本気になった子なんていなかったけど、自分から付き合いたいって思ったのも今回の子がはじめてだし。」
素直に答えると武志さんは嬉しそうに笑いながら「ルイをそこまで本気にさせた彼女に会ってみたいなぁ」なんてニコニコしながら言う。
いつの間にか車はオフィスビルの近くを走っている。ほどなくして車が止まりビル街の裏道に下ろされる。ここで待つのか?ビルの裏口だけあってまだ明るいが人通りはほとんどない。どうしようかと2人で顔を見合わせていると武志さんの携帯が鳴る。
どうやらじいちゃんと兄貴は会合が延びて会社から直接彼女の職場に行くらしい。
でも、突然職場にこの人数であらわれて相手は迷惑じゃないのかぁ?なんて2人で話しながら車に乗り込む。
ふとさっきのカリンちゃんの事が浮かぶ、
「武志さん、結婚するの?」突然の質問で驚いている。
「まぁ、いつかはするんじゃないかなぁ?全然想像つかないけど・・・ルイは?まだまだ若いからそんなこと思わないか?」
「うーん、想像つかない。気に入った女の子がいれば仲好くなりたいって思うし付き合いたいって思う。今までそんな本気になった子なんていなかったけど、自分から付き合いたいって思ったのも今回の子がはじめてだし。」
素直に答えると武志さんは嬉しそうに笑いながら「ルイをそこまで本気にさせた彼女に会ってみたいなぁ」なんてニコニコしながら言う。
いつの間にか車はオフィスビルの近くを走っている。ほどなくして車が止まりビル街の裏道に下ろされる。ここで待つのか?ビルの裏口だけあってまだ明るいが人通りはほとんどない。どうしようかと2人で顔を見合わせていると武志さんの携帯が鳴る。