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春うらら
第12章 水曜日
「はい、 あぁ、友晴? うん、着いてる。まだかかりそう? そう? どうすればいい はぁ、 分かった。で うんうん、・・・・」
武志さんは兄貴と話しているらしい。俺はなんとなく手持無沙汰で周りを見回す、あれ?あの人…前から歩いてくる女性に目がとまる、どっかで見たような…
「あ、『ママ』だ・・・」小さく声に出た。そう、麗ちゃんの誕生日に行ったバーのママだった。彼女もこちらに気づいた様子でにこやかに話しかけてくる。
「こんにちは、あなたレイちゃんの・・・今日はレイちゃんのバーに行くの?また、うちにも遊びに来てね。店に入る時はレイちゃんの名前出したら入れてあげるから。」なんて言いながらすれ違った。
兄貴との電話を終えた武志さんがこちらに向いて近づいて来た。
「先に店に入っておいてって、後20分で着くらしいけど席は予約してあるって。遅れると店に失礼だからってさ。」
武志さんは兄貴と話しているらしい。俺はなんとなく手持無沙汰で周りを見回す、あれ?あの人…前から歩いてくる女性に目がとまる、どっかで見たような…
「あ、『ママ』だ・・・」小さく声に出た。そう、麗ちゃんの誕生日に行ったバーのママだった。彼女もこちらに気づいた様子でにこやかに話しかけてくる。
「こんにちは、あなたレイちゃんの・・・今日はレイちゃんのバーに行くの?また、うちにも遊びに来てね。店に入る時はレイちゃんの名前出したら入れてあげるから。」なんて言いながらすれ違った。
兄貴との電話を終えた武志さんがこちらに向いて近づいて来た。
「先に店に入っておいてって、後20分で着くらしいけど席は予約してあるって。遅れると店に失礼だからってさ。」