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メロウ・ベリー【~MELLOW BERRY~】
第1章 プロローグ&出会い
だけどその仕事に特に不満はない。
元々ジムの利用者でもあるのでインストラクターが意外と激務ではないことも把握していたし。その割に自給も少し良かった。
自身もガチガチの体育会系では全然無いのだが、運動部の経験・元ジムの利用者・家から近いということで採用してもらえたのかもしれない。運が良かった。店長には感謝している。
(業務後のシャワー&ロッカーの掃除や、ウォーターサーバーの洗浄、金額参照、会員登録手続き、会員メール制作など利用時間終了後に、思いの外忙しくなることは採用されてから知った。)
日照時間が短くなり外の景色はもう真っ暗。
僕はワークアウトを終え帰宅される客に会員カードを返却し「お気をつけて」と添え
座りながら右端の出入口まで見送る。
「・・・・あ、傘忘れてますよ!そのベージュの色の!・・・・あはは、はい、お疲れ様でした。お気をつけて」
こんな日常。
元々ジムの利用者でもあるのでインストラクターが意外と激務ではないことも把握していたし。その割に自給も少し良かった。
自身もガチガチの体育会系では全然無いのだが、運動部の経験・元ジムの利用者・家から近いということで採用してもらえたのかもしれない。運が良かった。店長には感謝している。
(業務後のシャワー&ロッカーの掃除や、ウォーターサーバーの洗浄、金額参照、会員登録手続き、会員メール制作など利用時間終了後に、思いの外忙しくなることは採用されてから知った。)
日照時間が短くなり外の景色はもう真っ暗。
僕はワークアウトを終え帰宅される客に会員カードを返却し「お気をつけて」と添え
座りながら右端の出入口まで見送る。
「・・・・あ、傘忘れてますよ!そのベージュの色の!・・・・あはは、はい、お疲れ様でした。お気をつけて」
こんな日常。