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メロウ・ベリー【~MELLOW BERRY~】
第1章 プロローグ&出会い
~出会い~
とある休日の午後。それは曇りの日だった。
いつもと変わらない平凡な業務だったが
途中で一人、利用者の行動が目につきジムルームに入る。
勝手に空調の設定をイジるお客様にお詫びの申し出をして、湿度はこちら側で管理させて頂いている旨を伝える。
厳つめの男性だったが理解のある優しい人で良かった。
ジムルームを出てカウンターに戻る僕。
すると、右端のスポーツクラブの自動ドアから30代くらいのストレートヘアーの女性が入ってきた。
靴をロッカーに入れるのを戸惑う素振りや、あたりを見回す様子から初めてのお客様ということに察する僕。
軽く上半身を乗り出し右を向きつつ笑顔を作り、手の指をぴっちり揃え「こちらへ」のジェスチャーをする。
すると女性は少し口角を上げ、首だけの会釈をしカウンターに近づいた。
とある休日の午後。それは曇りの日だった。
いつもと変わらない平凡な業務だったが
途中で一人、利用者の行動が目につきジムルームに入る。
勝手に空調の設定をイジるお客様にお詫びの申し出をして、湿度はこちら側で管理させて頂いている旨を伝える。
厳つめの男性だったが理解のある優しい人で良かった。
ジムルームを出てカウンターに戻る僕。
すると、右端のスポーツクラブの自動ドアから30代くらいのストレートヘアーの女性が入ってきた。
靴をロッカーに入れるのを戸惑う素振りや、あたりを見回す様子から初めてのお客様ということに察する僕。
軽く上半身を乗り出し右を向きつつ笑顔を作り、手の指をぴっちり揃え「こちらへ」のジェスチャーをする。
すると女性は少し口角を上げ、首だけの会釈をしカウンターに近づいた。