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さぁ、お嬢様、乱れましょう
第4章 Intention-故意-
どうしよう…。

そう。
今、私は見知らぬ男性の部屋にいる。
もちろんちゃんとした理由があるのだけれど。
伊鈴を探さなきゃいけないのに、まさかこんなことになるなんて…。

「…まずシャワーを浴びてくれ。
 濡れたままだと風邪をひいてしまうからね」

「あぁ…はい。
 ありがとうございます…」

瑠璃奈はバスルームに向かう。

シャンパンがかかった状態なんて嫌だし…。
すぐに済ませばいい…。


━━━━しばらくして━━━━


「あの…シャワーお借りしました……。
 あ、ありがとうございます」

変に緊張してる!
普通に言えばいいのに、私ってば!!
…でも…バスローブ姿で人前に…しかも男性の前に出るなんて!
誰でも緊張するのかも?

「クスッ…座ってよ。
 なにか温かい飲み物、持ってくるね」

優しい人…。
名前もなにも知らない人だけれど、安心できる。

コトッ

「はい、どうぞ」

渡されたのは温かいコーヒーだった。

何から何まで親切にしてくれるなぁ…。
あ、そうだ、やっぱりちゃんと名乗るべきよね。

「あの! 
 初めまして、私、辻村瑠璃奈と申します!」

いきなり大声で言ってしまった瑠璃奈。
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