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さぁ、お嬢様、乱れましょう
第1章 Anniversaire-誕生日-

私は、超大手企業「辻村洋菓子店」の一人娘。
両親は離婚し、現在は母が私を育ててくれている。
もちろん社長は母で、きっと私の将来だって母と同じ。
そしてなぜ、今日が一年で最も好きじゃない日なのかと言うと…。
四月一日、私の誕生日だから。
十六回目の誕生日をむかえるが、嬉しかったのは五歳までだった。
毎年毎年なにをプレゼントしてくれるのかと期待すれば、
全く欲しくない物ばかり。
去年なんて「世界百科事典」をプレゼントされた。
前日に海外旅行番組を見ていて、
「この国のこと、もっと調べてみようかな…」
と言ったからだそう。
盛大なパーティーは、堅苦しいことこの上ない。
いつも主役は私じゃなくて、母になっている。
良いことなしの誕生日。
「はぁ…今年はなんなんだろう…」
神聖なる朝からため息が。
コンコンッ
「はい」
「瑠璃奈様。朝食のお時間です。ご用意は、」
「すぐに行きます」
「…分かりました。お待ちしております」
毎朝、メイドがやってくる。
こんなことにはもう慣れてしまったけれど。
さぁ、早く身支度を整えなければ。
両親は離婚し、現在は母が私を育ててくれている。
もちろん社長は母で、きっと私の将来だって母と同じ。
そしてなぜ、今日が一年で最も好きじゃない日なのかと言うと…。
四月一日、私の誕生日だから。
十六回目の誕生日をむかえるが、嬉しかったのは五歳までだった。
毎年毎年なにをプレゼントしてくれるのかと期待すれば、
全く欲しくない物ばかり。
去年なんて「世界百科事典」をプレゼントされた。
前日に海外旅行番組を見ていて、
「この国のこと、もっと調べてみようかな…」
と言ったからだそう。
盛大なパーティーは、堅苦しいことこの上ない。
いつも主役は私じゃなくて、母になっている。
良いことなしの誕生日。
「はぁ…今年はなんなんだろう…」
神聖なる朝からため息が。
コンコンッ
「はい」
「瑠璃奈様。朝食のお時間です。ご用意は、」
「すぐに行きます」
「…分かりました。お待ちしております」
毎朝、メイドがやってくる。
こんなことにはもう慣れてしまったけれど。
さぁ、早く身支度を整えなければ。

