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さぁ、お嬢様、乱れましょう
第1章 Anniversaire-誕生日-
朝食中。
大きい大理石のテーブルで食べる朝食は何とも言えない…。
メイドが四人と、母と私だけ。

こんなに大きなテーブルいるのかな…。

そんな些細なことを考えていると、ふいに前に座っている母と目が合った。
そしてニコッと笑って、

「瑠璃奈の…お誕生日ね」

嬉しそうにそう言う。
なんと返せばいいか戸惑っていると、また母が口を開く。

「今年も、瑠璃奈が喜びそうなプレゼントを用意したわ」

今年”も”…。
そう思っているのはあなただけです。
そう言いたいけれど、心に留めておく。

「今年はなにをくださるんですか?」

期待している素振りを見せる。
予想では、勉強セット…とかだろうか。
分厚い小説?
そんなことを考えていると

「あら、言ったら面白くないでしょう?
 でも…そうね。
 ヒントは”物じゃない”」

母はまた嬉しそうにそう言って、ダイニングを後にしていった。
一人で考え込む私。

「物じゃなかったら…生きてるってこと?」

頭にはそれしかなく、朝食にも手がつかなくなってしまった。
すぐに部屋に戻ってまた考える。
でも分からない。

「動物…はないよね?あの人苦手だし、私もちょっと…あれだし」
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