パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 まさかの病院妄想

「男性の看護師さんも結構いらっしゃるんですね」



廊下を歩きながら後ろから声をかけると、

イケメンくんは振り返って、にっこりほほ笑む。



「ええ、男でも、いや、男だから役に立てることもありますからね・・」



言い終わると・・なんだか目が鋭くなった気がするんですけど・・・




「入院中、困ることもあるでしょう？その時のために・・」


「たとえばどんな？」


「・・したくなった時・・・」


「は？なにを？」


「決まってるでしょう？セックスですよ、セックス」


「・・・・！」


「体は動くのに退院はまだ、っていう患者さんに頼まれるんですよ」


「ほ、ほんとに？」


「ほんとです。だからこうして・・病室をわざと空けてあるんです。よかったら・・」



立ち止ると、私の手を引いてすぐ横の病室へ！

ちょっと豪華な、個室・・・・