この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
オオカミ君のホンネ
第21章 義弟
気持ち悪くて、男の唇を噛んだ。
 
「……ッッ!!!」

「はぁッ…はぁッ…はぁッ…どけ……!」

男は一瞬怯むが空いていた左手で俺の頬を叩いた。

「…痛ッ…はぁッ…どけ!んぐ……」

馬乗りされてもがこうにももがけない。腹が苦しくて息が途切れ途切れになる。

「…はぁ……仕方ねえな…じゃ、10分後に来るから。」

馬乗りしていた男は俺の上からどいて、犯されていた男と俺を置いて全員リビングに消えた。 

「なんなんだ、いきなり……訳分かんねえ…おい、あんた大丈夫かよ……」

「……はぁッ…はぁッ…はぁッ…」

赤くヒリヒリする頬を抑えながら尋ねても、荒い息継ぎしか聞こえない。
そこで身を乗り出して近づいた。

「おい、本当大丈夫か…よ…ッ!?」

バタンッ

乗り出した瞬間足元から崩れ落ちた。
するとだんだんと頭はボーッとして上手く考えられなくなってきて足や手からは力が抜け、異様にムラムラしてくる。

「……んだ…これ……はぁッ…ッん…」

「…もう……遅いよ…」

犯されていた男が口を開いたが、よほど疲れているのか言葉が途切れ途切れだ。

「媚薬だよ…はぁッ」

「…んはぁッ……はぁッ……ん…ッ…」

言われてみれば、先ほど叩かれた頬から全身がだんだんと痺れていく。

「くそ…ッ…」

ダメだ…力が入んない……
/182ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ