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オオカミ君のホンネ
第21章 義弟
幸也side
「………お邪魔します。」
二階建てで一軒家。外見は真っ白な外壁に青の屋根のミキん家に来ている。
「入って入って♪」
階段を上って突き当たって右の部屋に入った。それから,少し話をしてエロい系の会話になった。
「……ね、ミキ…何カップだと思う?」
「…知らん……」
「じゃあ…触ってみて♪」
ミキは俺の手を取って自らの胸に押し当てた。でも全然興奮しない。
(染詠だったら勃つんやけど…ってなんで染詠が出てくんねん…
「………………や…幸也!」
「………………ん…何」
「もう…ぼーっとしちゃって…ね…幸…って呼んでもいい?」
(染詠と同じ呼び方…
なんだか気が引ける…
「……はぁ……いや、幸だけはやめてぇな…」
「えーっ…なんで!いいでしょ…?幸…♪」
「……ッ…やめろ言うとるやろ!」
イラついて振り返った瞬間、バランスを崩しミキを押し倒す形になった。なんとまあドラマチック……
「……幸…キて…」
ミキは目を閉じて手を伸ばし始めた。
そのとき、
ピリリリリリリ…ピリリリリリリ…
電話が鳴った。なんともグッドタイミング。
「もう!誰ぇ?いいからヤろうよ……」
ミキは裾をグイグイ引っ張ってくるが、無視して電話に出た。
「はい、もしもし…」
でも何も聞こえてこない。
「……なんや、誰や?」
『…もしもし~?あんた義兄さんの何?』
「何って…」
なんて言うべきか言葉に詰まっているとだんだんと違う声が聞こえてくる。
『あっはぁッ…も…やめ…んッんッ!』
(…なんかヤバいんちゃう?てかコイツ誰や…?聞いたこと無い声やな……
「…おい?誰やお前?」
『んー…誰って……うーん…尾崎だよ』
(尾崎って…染詠とおんなじ名字…
『………ほら、声聞かせてあげなよ…』
再び違う声が聞こえる。
『……んやぁッ…ひゃぁッ!…嫌…だ…!』
この喘ぎ声……染詠…?
「…染……詠…?…染詠!?」
『あはは!義兄さんのこと知ってんじゃん(笑)…ま、誰か分かんないけど…興奮した?じゃ、失礼しま~す♪』
プツッ…ツー…ツー…ツー……
「………お邪魔します。」
二階建てで一軒家。外見は真っ白な外壁に青の屋根のミキん家に来ている。
「入って入って♪」
階段を上って突き当たって右の部屋に入った。それから,少し話をしてエロい系の会話になった。
「……ね、ミキ…何カップだと思う?」
「…知らん……」
「じゃあ…触ってみて♪」
ミキは俺の手を取って自らの胸に押し当てた。でも全然興奮しない。
(染詠だったら勃つんやけど…ってなんで染詠が出てくんねん…
「………………や…幸也!」
「………………ん…何」
「もう…ぼーっとしちゃって…ね…幸…って呼んでもいい?」
(染詠と同じ呼び方…
なんだか気が引ける…
「……はぁ……いや、幸だけはやめてぇな…」
「えーっ…なんで!いいでしょ…?幸…♪」
「……ッ…やめろ言うとるやろ!」
イラついて振り返った瞬間、バランスを崩しミキを押し倒す形になった。なんとまあドラマチック……
「……幸…キて…」
ミキは目を閉じて手を伸ばし始めた。
そのとき、
ピリリリリリリ…ピリリリリリリ…
電話が鳴った。なんともグッドタイミング。
「もう!誰ぇ?いいからヤろうよ……」
ミキは裾をグイグイ引っ張ってくるが、無視して電話に出た。
「はい、もしもし…」
でも何も聞こえてこない。
「……なんや、誰や?」
『…もしもし~?あんた義兄さんの何?』
「何って…」
なんて言うべきか言葉に詰まっているとだんだんと違う声が聞こえてくる。
『あっはぁッ…も…やめ…んッんッ!』
(…なんかヤバいんちゃう?てかコイツ誰や…?聞いたこと無い声やな……
「…おい?誰やお前?」
『んー…誰って……うーん…尾崎だよ』
(尾崎って…染詠とおんなじ名字…
『………ほら、声聞かせてあげなよ…』
再び違う声が聞こえる。
『……んやぁッ…ひゃぁッ!…嫌…だ…!』
この喘ぎ声……染詠…?
「…染……詠…?…染詠!?」
『あはは!義兄さんのこと知ってんじゃん(笑)…ま、誰か分かんないけど…興奮した?じゃ、失礼しま~す♪』
プツッ…ツー…ツー…ツー……