この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Blindfold
第17章 目隠しはいらない
ベッドの上に仰向けになりながら、天井を見つめる。
そして、店長はゆっくりと私の上に覆い被さった。
「………本当にこのまま襲うけど」
「……襲うって言う表現……合ってますか?」
さぁと答える店長の首に私は腕を回した。
「ただ、ずっと我慢してたせいで、自分でもどうなるか分かんねぇから」
そう言いながら、店長は私のワイシャツのボタンを外していった。
ゆっくりとした時間が流れている。
自分の鼓動が徐々に高まって、まるで身体の方が揺れているんじゃないかと錯覚するほどだ。
「……っ…んんっ……」
薄暗い部屋の中、こうなるとは思いもしなかった相手。
舌を絡ませながら、彼とより深く交ざり合うために、私は自分の身体を彼の方へ引き寄せた。