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第17章 目隠しはいらない

「桜……」




何度呟かれても慣れない。


幸せと快感から涙が出そうになっているどうしようもない私を引き寄せて、唇を重ねる。





「……上…乗れ」





誘われるまま、私は店長に跨った。



大きく猛ったそれが、本当に入るのか少し不安がある。



でも、目の前にいる大好きな人とこうやって身体を重ねることがとてつもなく嬉しい。



私は片手で、それに触れて、彼をゆっくりと取り込んだ。



「んっ……あっ……」



「っ…………はぁっ…」




店長は私の腰を掴んで、私を奥まで沈めている。




そして奥まで落ちきると、私は目の前の彼をギュッと抱き締めて欲しがるように舌を出した。



店長はそれに答えるように私を抱きしめ返して、そして舌を絡める。



それだけで、キュッと膣が締まって、逆に中に入っている店長のそれがより固さを増すのが分かった。