この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Blindfold
第21章 恋人への不満

腕組みながら不機嫌に私を見ている彼を負けずに睨み続ける。




「いや……だ」


「たーーべーーろ」


「………イヤ……」


「たーーーべーーーろ!!」


「……………嫌!!」




痺れを切らして、視線を外す。



そして、自分のお皿に入っているブロッコリーをお箸で掴んで店長のお皿に移す。




「お前なぁ……」


「……今さら食べられるようになったりしないし……。諦めて下さい」





本当に、この人はガミガミうるさい。



ごちそうさまでした、と小さく呟いてテーブルから立ち上がった私はテレビの前に座り込んだ。




「ったく……」




後ろでそう店長が言っているのが聞こえるけれど、聞こえないふりをしてテレビを見つめる。



パジャマ姿のまま。


時間は朝の9時。


もし、自分の家だったらまだゴロゴロしてる時間だけど、店長に家に泊まるといつも叩き起こされる。



シャーっと水の流れる音が聞こえてきて、私はそっと振り返って流しの方を見た。


/508ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ