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Blindfold
第30章 ハッピーバースデー



達也の先が、敏感で固くなった私のそこを突く。


その度に声が漏れて、奥に欲しくてそれをねだるように達也を見つめた。



「ほんと、訳の分かんねぇ2週間だったよ」


「っ……はぁっ…」




そう言いながら、達也はゆっくりと私の中へと挿れていく。


出来ないことはしない方が良かったのかもしれない。


ぼんやりそう思うけど、達也のそれで私が押し広げられていく快感から、もう他のことが考えられなくなってしまう──…



「色々…聞きてぇことはあるけど」


「あっ…んんっ…」


「……っ…とりあえず、今ここにお前がいればそれでいい」



この前、「radice」で見せたのと同様の少し弱気な達也に、キュッと胸が締め付けられる。


全部達也のためにしたことで、不安にさせるつもりなんか微塵もなかった。


悪い事をしてしまったかも…


それなのに、こういう達也の姿が見れる事を、今私は少し嬉しく思ってしまっている。


そして、顔を歪めながら、達也は私の足を肩に乗せて、奥深くを突いてきた。


メイド服と達也の服が擦れ合う音が響く。


腰を折った達也は、私の胸元に手を伸ばして、編み上げられた紐を解いていった。


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