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第4章 幼馴染み

まだ何もされていないのに、視線が向けられているだけで、もう私は感じていた。




「どんだけ濡らしてんだよ」



くちゅり…



音をたてながら、ゆっくりとなぞられる。



「ヒクヒクしているけど」



「はぁ…っ…だって…もう…っ」




早く触って欲しい。



刺激が欲しい。




「もう？」




焦らされて、


自分から、腰を動かして刺激を受けてしまう。




「我慢出来ない…っ」





へぇ…という呟きが聞こえた。




そして、くちゅくちゅと、かき回されて、私は堪えることなく喘ぐ。




待っていた刺激。




欲しかった快感が満ち足りていくはずなのに



身体はもっと先を欲しがっている。




それを察したように、グッと指を押し込まれて私は悲鳴に近いような声を上げた。